« 2024年09月 | 社長ブログ トップ

2024年10月 アーカイブ

2024.10.09

皆さん、家電製品を購入するときにスペック表を見て「こっちの方が良い」と比較して購入しますよね?

私もそうしていて、スペック表を信じて「こちらの方が良い」と判断して購入していました。

家電製品の場合、非常に多くの人が購入するため、スペック表通りに動かないとなると大問題になります。そのため、ほぼスペック表通りに動作します。しかし、ビジネスで使用するネットワーク機器の場合、特に出荷台数が少ないものでは、スペック表を過信すると痛い目に遭うことがあります。

マニュアルに「こうすれば動く」と書いてあっても、その通りに設定しても動かないことがあるんです!

「そんなことある?」と思うかもしれませんが、この世界ではそれが当たり前です。

特殊な環境や、あまり使われない珍しい機能を利用しようとすると、購入後にうまく動かず、メーカーに問い合わせて何度もやり取りした結果、ソフトウェアの不具合と認定され、その修正に数ヶ月待たされることも珍しくありません。

構築を担当する会社としては、お客様のシステムを稼働させる期限が決まっているため、そんな状況になると非常に困ります。

そうならないように、弊社ではできる限り提案段階でメーカーから検証機器をお借りして、本当にスペック通りに動くか確認しています。手間がかかる作業ではありますが、とても重要な工程です。

また、メーカーとパートナー契約を結び、技術サポート体制を強化することも重要です。構築業者としては、機器の持つ機能を最大限に引き出すだけですので、機器自体に不具合があった場合は、メーカーに頼るしかありません。

こうしたトラブルの経験も、弊社が持つノウハウの一つだと自負しています。

  • 不具合の発生頻度や修正リリースのタイミング
  • サポート窓口のレスポンスの早さ
  • サポート担当者の技術力
  • 製品のライフサイクルの長さ

これらの点を踏まえ、お客様の要件に合ったネットワーク機器のメーカーや機器を選定しています。

皆さんも、ぜひ参考にしてみてください!

2024.10.10

最近、無線LANに関するご相談をいただくことが増えています。

「無線LANで接続しているPCからインターネットにアクセスするとすごく遅いんですが、有線LANにすると速くなるんです」
「無線LANを使っていると、時々インターネット接続が切れてしまうんです」

といったお悩みです。

こうしたケースでは、社内に詳しい人がおらず、家電量販店で無線アクセスポイントを購入し、マニュアル通りに設置して使っている場合が多いです。

実際に現地調査をすると、無線アクセスポイントが同じ場所に3台も並べて設置されていることがありました。

お話を伺うと、「速度を上げるために新しいアクセスポイントを買って、古いものの隣に置いたが、あまり変わらなかった。さらに高性能な法人向けのものを購入し、また隣に設置した」とのことでした。しかし、古いアクセスポイントは誰が使っているか分からず、勝手に止められないという状況もありました。

これは良くありません。

無線LANの接続が不安定な場合、電波干渉が原因であることが多いです。無線アクセスポイントを2台以上近くに並べるのは基本的に避けるべきです。最近の高性能なアクセスポイントは、空いているチャンネルを自動で選んだり、周囲の環境に合わせて電波出力を調整してくれるものもありますが、手動設定の場合は干渉が起きることがあります。

無線LANの速度が遅い原因としては、以下のようなことが考えられます。
  • 電波強度が不足している(距離や設置場所の影響)
  • 他のアクセスポイントや機器からの電波干渉(特に2.4GHz帯の干渉)
  • 古い通信方式しかサポートしていない
  • 1台のアクセスポイントに多くの端末が接続されている
  • その他(DHCPのIPアドレス不足やドライバーの問題など)

弊社では、無線LANの設計・調査からセキュリティ対策、安定した接続のためのアクセスポイント設置計画、建物全体の無線化、工場のIoT無線化まで、多くの実績があります。名古屋近郊エリアであれば、物理的な設置も含めて対応可能です。

無線LANに関するお悩みがありましたら、ぜひご相談ください。

2024.10.11

Webシステム開発において、企画段階から技術アドバイザーが関与することの重要性は年々高まっています。多くのプロジェクトが、技術的な見地を持たずに進行した結果、実現不可能なプランや非効率なシステムを導入してしまうことがあります。特に、企画やコンサルティングに強い会社がシステム開発を提案する際には、技術の専門家との連携がプロジェクトの成功を大きく左右するのです。

■技術アドバイザーが関与しない場合のリスク

技術アドバイザーが企画段階から関わっていない場合、以下のような問題が発生することがあります。

1.実現方法がないアイデアの妄想による企画  
企画自体は革新的に見えるが、実際には技術的に実現が難しい場合があります。このようなアイデアがそのまま進行してしまうと、実装段階に入ってから「これでは動作しない」「システムが想定通りに動かない」という事態に陥ることがよくあります。技術的な実現可能性を事前に確認していないために、後になってプロジェクトの大幅な修正や、最悪の場合、白紙に戻す必要が出てしまいます。

2.メリットが少ないのに技術的ハードルが高い企画  
また、技術的には非常に難易度が高いものの、実際にはお客様にとって大きなメリットがない機能が盛り込まれていることもあります。技術的に複雑な機能を無理に実装することで、開発コストが大幅に膨らむケースも少なくありません。結果的にプロジェクト全体のコストが高騰し、クライアントにとっても開発チームにとっても無駄な負担となります。
 
 
■企画段階からの技術アドバイザーの関与で得られるメリット

技術アドバイザーが企画段階から関わることで、これらのリスクを未然に防ぐことが可能です。具体的には以下のようなメリットがあります。

1.実現可否の判断が早い段階でできる  
技術アドバイザーが早期に関与することで、アイデアが実現可能かどうかをすぐに判断できます。これにより、妄想のまま企画が進んでしまうことを防ぎ、プロジェクトが無駄な時間やコストをかけるリスクを減らします。

2. 技術的ハードルの低いが高いお客様メリットを提案できる
技術の専門家がいることで、クライアントにとって価値が高く、かつ技術的に比較的容易に実現できる解決策を提案することが可能です。こうした提案により、クライアントの満足度を高め、プロジェクトの成功率を大きく向上させることができます。

3.実装段階へのスムーズな移行
技術アドバイザーが関与していることで、実装段階にスムーズに移行でき、プロジェクトの進行が円滑になります。企画段階で技術的な要件をクリアにしておけば、開発チームも無駄な修正や手戻りが少なくなり、スケジュール通りの進行が可能です。

4.コストを見積もった現実的な提案が可能
技術アドバイザーがいれば、実現可能な範囲でのコストの見積もりが企画段階で行えるため、クライアントに対して現実的な提案ができます。これにより、プロジェクトの予算管理がしやすくなり、無駄なコストの発生を防ぐことができます。

5.セキュリティを考慮した提案
特にWebシステム開発においては、セキュリティ面での考慮が不可欠です。技術アドバイザーが関与することで、初期段階からセキュリティを念頭に置いた設計が可能となり、後々のセキュリティ問題やデータ漏洩のリスクを軽減できます。

まとめ
企画やコンサルティングに強い会社がシステム開発プロジェクトを進める際、技術アドバイザーを初期段階から関与させることは、プロジェクトの成功率を飛躍的に向上させる鍵となります。技術アドバイザーが入ることで、アイデアの実現可能性が高まり、効率的な開発プロセスが進められるだけでなく、コスト管理やセキュリティ面でも大きなメリットを享受できます。企画段階での技術的な検証が、プロジェクトの全体的な品質とクライアントの満足度を高めるのです。

このような形で技術アドバイザーを活用し、企画と技術を融合させたプロジェクト進行を提案していくことが、今後ますます重要になると考えています。

2024.10.12

近年、ローコードやノーコードツールの普及により、Webシステムの開発はかつてないほど簡単かつ迅速に行えるようになりました。しかし、これらのツールにはいくつかの制約があり、特定のケースでは依然としてスクラッチ開発が優れた選択肢となります。この記事では、ローコード・ノーコードツールの制約と、スクラッチ開発が最適な場面について詳しく解説します。

1. 多数のユーザーや不特定多数が利用するインターネット公開サービスの場合
ローコードやノーコードツールは、多くの場合「利用ユーザー数に基づく課金モデル」を採用しています。そのため、利用者が多いサービスや不特定多数がアクセスするインターネット公開サービスでは、ユーザー数が増えるほどコストが急激に膨らみます。こうしたケースでは、利用者数に関係なくコストが制御しやすいスクラッチ開発の方が適していることが多いです。

2. 自社ビジネスのプロセスを反映させる必要がある場合
汎用的なツールを使って自社のビジネスプロセスを無理に適応させると、競争優位性が失われるリスクがあります。自社独自のプロセスが競争力の源である場合、そのプロセスに完全に適応したシステムを作るためには、スクラッチ開発が必要です。汎用ツールでは対応しきれない複雑な業務や独自のノウハウを反映するため、カスタム開発は依然として有効です。

3. 長期的な拡張性と柔軟性が求められる場合
ローコードやノーコードツールは、初期導入時には非常に便利ですが、システムが成長するにつれて柔軟性に限界を感じることがあります。特に、事業の成長や変化に合わせて大規模な機能追加やプロセスの変更が必要になる場合、カスタマイズ性の高いスクラッチ開発は有利です。長期的にシステムを維持しつつ、柔軟に拡張したい場合に適しています。

4. 高度なセキュリティやパフォーマンスが求められる場合
大量のデータを扱う業務や、金融・医療業界のようにセキュリティが非常に重要なプロジェクトでは、ローコードやノーコードツールの標準機能だけでは十分に対応できないことがあります。こうした場合、スクラッチ開発により、セキュリティ要件やパフォーマンスを細かく調整できる利点が活きます。

5. 既存システムとの統合が求められる場合
企業の中には、複数のシステムを運用しており、それらをシームレスに統合することが重要な場合もあります。ローコードツールでは標準化された機能に限界があり、複雑なシステム統合を求める場合には対応が困難です。スクラッチ開発によるカスタマイズを行うことで、既存システムとの連携をスムーズに進めることができます。

6. 競争優位性を確保するための差別化が必要な場合
競争の激しい市場で自社の製品やサービスを差別化することがビジネス成功の鍵となる場合、汎用ツールでは他社と同じ機能を容易に模倣される可能性があります。スクラッチ開発は、他社が容易に真似できない独自の機能や体験を提供できるため、差別化戦略において大きな強みとなります。

まとめ
ローコードやノーコードツールは、迅速にシステムを構築できる便利な手段ですが、すべてのケースに適しているわけではありません。特に、長期的なビジネス戦略や独自性、セキュリティを重視するプロジェクトでは、依然としてスクラッチ開発が有効です。利用シーンに応じて、ツールを使い分けながら最適なシステムを構築することが、成功への鍵となります。
 
弊社では、20年以上お客様のビジネスにあったWebシステムのスクラッチ開発と保守を少数精鋭で提供しています。上記からやっぱりスクラッチ開発かなと思われた際には是非お声がけください。 

2024.10.13

今朝、目が覚めると、妻と小学6年生の娘が何やら騒がしくしていました。

よく聞いてみると、娘が友達との待ち合わせにあと5分で出発しなければならないのに、家の鍵が見つからないとのこと。

※娘は以前、家の鍵を一度なくしてしまったことがあり、その際、家の鍵のシリンダーまで交換しました。次に鍵をなくしても見つけられるように、AirTagを鍵に付けていました。

そんな時、私は「アレが使えるな」と思い立ち、iPhoneの「探す」機能を使って鍵を探すことに。

Airtag20241013.jpg

このAirTagの追跡機能、すごいですね。数十センチの範囲内まで正確に場所を特定でき、音を鳴らすこともできます。

今回、鍵はソファーの奥深く、全く見えない隙間に落ちていました。

もしAirTagを付けていなかったら、半永久的に見つからなかったでしょう…。文明の利器って本当にすごいですね。AirTagを付けておいてよかったと実感しました。

ビジネスにおいても、何かをなくしてしまったり、「あのファイルどこにあったっけ?」と探したり、間違えてファイルを削除してしまったり、上書きしてしまったり…。そんな経験、皆さんも一度や二度はあるのではないでしょうか?

そんな時のために、知っておくと便利なTIPSがあります。

 

Windowsの「システムの保護(シャドウコピー)」機能

Windowsの場合、「システムの保護(シャドウコピー)」という機能を有効にしておくと、後でデータを救える可能性が高まります。

 

設定手順(Windows 10の場合)

 

  1. 「スタートボタン」を右クリックし、「システム」をクリックする
  2. 右側のメニューを下にスクロールし、「システムの保護」をクリックする
  3. 「システムのプロパティ」画面で、「利用できるドライブ」から保護したいドライブを選択し、「構成」ボタンをクリックする
  4. 「システムの保護を有効にする」を選択して「OK」をクリックすれば完了です

 

システムの保護からデータを復元する方法

 

  1. 復元したいデータがあったフォルダを右クリックし、「以前のバージョンの復元」を選択
  2. 「以前のバージョン」タブで復元したい時点のファイルを選択
  3. 「復元」をクリックすれば完了です

 

これは、ローカルにデータを保存している場合の話ですが、ファイルサーバーでも同様の機能があったり、設定で有効化できたりする場合があります。確認してみることをお勧めします。

また、最近のクラウドストレージには、標準機能として、上書きしてしまったファイルや削除したファイルを復元できる機能が備わっています。ぜひ活用してみてください。

何事も、よく起こり得るトラブルには、事前に対策を打っておくことが重要ですね!

2024.10.14

私の趣味はいま、「囲碁」と「ポーカー」と「サウナ」です。それぞれに語り尽くせない魅力が詰まっているので、数回に分けてお話ししていこうと思います。今回はまず「囲碁」について。

私が囲碁に魅了されたきっかけは、娘が小学生のときのことです。同級生のご両親がプロの囲碁棋士で、子ども向けの囲碁教室を開催していました。娘がその教室に通うようになり、私も隣で見ているうちに、その面白さに気づいてしまったのです。

囲碁は一見、つかみどころがないように思えますが、実際には「詰碁」と呼ばれる局面が頻繁に発生し、そこには明確な「正解」が存在します。子どもは正解のある問題が好きですし、私も同じでした。数独のように、ああでもないこうでもないと考えながら答えを導き出すときの爽快感は格別です。

これが私の囲碁との出会いですが、囲碁と経営の共通点に気づいてからは、囲碁を学ぶことで経営者としてのスキルも磨けるのではないかと考え、さらに深くのめり込んでいきました。

親子で囲碁を始めると、普通は子どもがすぐに親を追い越してしまうものですが、私は最後まで娘よりも強く、先に初段を取得しました(笑)

囲碁は石を使って盤面を占有し、相手よりも多くの陣地を取ることを目指すゲームです。このプロセスは、経済活動における市場シェアの獲得や競争戦略に似ており、資源管理や長期的な視点が求められます。囲碁はビジネスにおける意思決定やリスク管理に多くの示唆を与えてくれます。

囲碁は勝負のゲームですが、相手に陣地を与えないと自分も勝てない、という不思議な側面があります。相手のことを考えながら進める点で、ビジネスにも通じるものがあるのです。

さて、話は少し変わりますが、囲碁業界では2016年、AIの登場が大きな話題となりました。それまでは、コンピューターが囲碁のプロ棋士に勝つことは不可能だと思われていました。しかし、DeepMind社の囲碁AI「アルファ碁」が韓国のトップ棋士、李世ドル九段との五番勝負で4勝1敗という結果を出し、世界に衝撃を与えました。

その翌年には、人間の対局データを使わずに学習した「アルファゼロ」が登場し、さらに強力なAIが誕生。人間はAIに全く歯が立たなくなってしまいました。

「囲碁はAIに解明されてしまい、面白さが失われるのでは?」と心配する声もありましたが、実際にはそうではありませんでした。今では、囲碁の世界ではAIが先生となり、AIの優勢度が可視化されることで初心者でも楽しめる工夫がされています。若手棋士もAIに学び、どんどん成長しています。

おそらく、囲碁業界以外でもAIの進化によって、似たような現象が起きるでしょう。AIをどう活用するかは、まだ人間が大いに活躍できる領域です。

世の中が変化するときには、ピンチとチャンスが同時に訪れるものです。「変化するものだけが生き残る」という言葉がありますが、私たちもその変化に対応し、進化し続けなければなりません。

2024.10.15

近年、企業でクラウドストレージの導入が進んでいます。それは、自社内のファイルサーバー(NAS)にはない多くのメリットがあるからです。

クラウドストレージの主なメリット
  • どこからでもアクセス可能(会社にVPN接続しなくてもOK)
  • 共有とコラボレーションが容易
  • 高いセキュリティ
  • データの自動バックアップと復元
  • ファイルの自動バージョン管理

クラウドストレージは、今やDX推進に欠かせない3種の神器のひとつと言っても過言ではありません。

多くのクラウドストレージサービスが存在する中で、弊社ではBoxを選定し、社内で活用しながらお客様の導入支援も行っています。

Boxの特徴
  • 容量無制限
  • 充実したセキュリティ機能
  • 連携するツールが豊富(2024年2月現在で1500種類以上)
  • APIが豊富でカスタマイズ開発が可能
  • Box Business Plus以上のプランでは、外部ユーザー分のライセンス費用が無料
 
弊社でも2020年に社内のファイルサーバーに保存していた約10TBのデータをBoxに移行し、Boxをファイルサーバーの代替として使用しています。

その際に、Boxの仕様によるいくつかの課題に直面し、それを克服する過程でノウハウを蓄積しました。

Box導入時の注意点
・フォルダ構造の再設計が必要  
ファイルサーバーのフォルダ構造をそのまま移行するのは難しく、アクセス権限の管理方法が全く異なるため、再設計が必要です。
  
・初期の大量ファイルアップロード  
  大量のファイルを初期アップロードする場合、専用ツールを使わないと現実的に難しいです。

Boxの導入を検討されている場合、すでに導入の方向性が固まった段階で、弊社のBox導入支援サービス をぜひご活用ください。

コネクティボのBox導入支援サービス
  • 3回の打ち合わせ(各回2時間程度、Zoomにて実施)
  • 実務で役立つ豊富な資料提供(もちろん日本語です)
  • お客様のニーズに応じたBox運用方法のアドバイス
  • Boxの活用TIPS
これらを30万円(税別)で提供しております。
また、3回の打ち合わせ後は、Boxライセンスの費用のみでQA対応受付いたします! 
 
コネクティボでは、Boxの販売代理店としてのサービスに加え、技術サポートやAPI連携開発も行っています。

Boxのライセンスを購入する場合、どの代理店から購入しても価格は同じです。それであれば、サポートやAPI開発ができる代理店から購入する方がメリット高いと思います!

また、ライセンスの年次更新のタイミングで販売代理店を切り替えることも可能ですので、お客様にとって特に縛りはありません。

最後にセールスのような話になってしまいましたが、今回は自社サービスの紹介ということで、ご容赦いただければ幸いです。

2024.10.16

LinuxサーバーでBoxをマウントして使う方法

今回は、少し変わったBoxの使い方をご紹介します。

通常、BoxはWindowsやMac、またはスマートフォンで利用されることがほとんどですが、実はLinuxサーバーからも利用できることをご存じでしょうか?

LinuxサーバーでBoxのクラウド領域をマウントするには、「Rclone」というツールを使います。このツールはオープンソースで、誰でも無料で使用できるのが魅力です。

Boxは無制限のストレージを提供しているので、Linuxサーバーからも無限のデータ領域をマウントして利用することが可能です。まさに夢のようなサービスです。

ただし、Boxの「Fair Use Policy」によると、1アカウントあたり月間1TBまでのデータ転送に制限がありますので、その点は注意が必要です。保存容量には制限がありませんが、データの転送量には上限が設定されています。

LinuxサーバーのファイルシステムとしてBoxをマウントし、ファイルの読み書きができるのは驚きです。ただし、ローカルディスクとは異なり、ファイル数が増えると初回アクセスに時間が掛かります。

また、LinuxサーバーとWindowsやMacのクライアントPC間で、Boxを通じてデータのやり取りができるのも大きなメリットです。

少しマニアックな話ではありますが、エンジニアにとっては活用方法が広がる便利な機能だと思います。

今回は、Boxの意外な使い方についてご紹介しました。ぜひ試してみてください。

2024.10.17

「デジタル化」や「DX化」という言葉が、今なお多く聞かれますが、実際の現場ではどうでしょうか?まだその意味が完全に浸透していないようにも感じます。しかし、私たちの周りではすでにDXが活用されている場面が増えてきているのです。

では、DX(デジタルトランスフォーメーション)とは何でしょうか?

DXは以下の2つのステップで進行します。

1. アナログで非効率なデータをデジタル化する。
2. デジタル化したデータを活用して、ビジネスモデルを変革し、会社の利益を向上させる。

具体例として「スマートロック」が挙げられます。これは、世の中の仕組みを大きく変えた代表的なDXの一つです。

従来のシリンダー型の鍵をデジタル化し、スマートロックにすることで、以下のような新しいビジネスが生まれました。
 
  • 自宅にいなくても、特定の時間だけ有効なランダムな暗証番号を発行し、宅配業者やクリーニング業者に家に入ってもらえる。
  • AirBnbのように、特定の日にだけ有効な暗証番号を発行し、借主に知らせることで、物理的な鍵の受け渡しなしに部屋の一時貸しが可能になる。
  • ホテルのフロントでチェックインすることなく、予約した人のスマホが鍵となり、直接部屋に入れる。 
このように、従来では実現できなかったビジネスモデルが、デジタル技術によって展開されています。

IT化やデジタル化は効率を高めるという点で期待されていますが、DXにはさらに大きな価値があります。それはビジネスの仕組みそのものを変革し、新たな可能性を切り開くことです。

今後このブログでは、DXによってビジネス変革を成し遂げた事例を紹介し、皆さんの発想力を広げるお手伝いもしていきたいと思います。
乞うご期待ください。

2024.10.18

セミナーや打ち合わせでメモを取る際、私はPCを使ってキーボード入力でメモを取っています。これまでに、シンプルな紙のノートや機能手帳、ルーズリーフ、iPad+Apple Pencilなど、いろいろな方法を試してきましたが、最終的に行き着いたのは「PC+紙copi」というシンプルなテキストメモを取るためのソフトとオンラインストレージの組み合わせです。

このシステムの大きな特徴は、メモを自由にフォルダ分けできる点です。例えば、顧客別やテーマ別にフォルダを作成しておけば、次の打ち合わせ時に前回のメモをすぐに取り出すことができ、スムーズに状況を振り返ることができます。加えて、メモは後から簡単に時系列で見返せることが大切だと思います。また、オンラインストレージを活用すれば、デスクトップPC、ノートPC、スマホなど、どのデバイスからでも同じ情報にアクセスし、参照や追記が可能です。

デジタル化が浸透していない現状

しかし、周りを見渡してみると、意外とまだ紙でメモを取っている人が多い印象です。おそらく、その理由の一つは「紙に慣れているから」でしょう。また、デジタル化のメリットをまだ体感していないため、わざわざデジタルに移行するモチベーションが湧かない、という点もあるのだと思います。

デジタル化のメリット

デジタル化の利点には、次のようなものがあります。

  • 検索機能:全文検索が非常に優れており、分類を細かくしなくても、膨大なメモの中からすぐに情報を探し出せます。
  • 集計・分析の容易さ:デジタルメモはデータとして整理されているため、業務の集計や分析に直接役立ちます。
  • 情報共有が簡単:他のメンバーとの情報共有がスムーズに行え、共同作業も効率化されます。
  • 加筆修正が可能:メモの編集や追記が簡単に行え、常に最新の情報を反映させることができます。

デジタル化を推進するために

これらのメリットを周知するには、デジタル化のメリットを体感している先行者が、周囲を粘り強く巻き込んでいくしかありません。最初は、誰もが「やり方を変えるのが面倒だ」「紙の方が楽だ」と感じるものです。しかし、一度デジタル化が推進され、その便利さに気づき始めると、自然とその輪が広がっていくものです。

デジタル化を進める際には、推進者が他の人の分までデータ入力をサポートしたり、過去の紙データをデジタル化するためにデータエントリーサービスを活用することが効果的です。さらに、デジタル化による業務の効率化を実際に見せることで、「これをやりたいんだ」というゴールを共有でき、協力者を得られる可能性が大きく高まります。

終わりに

今日は、DX化の第一歩である「デジタル化」が、多くの企業にとって意外とハードルが高いという現実についてお話ししました。しかし、一度そのメリットを体感した組織は、もう元の紙の運用には戻れません。デジタル化はまさに空気のように、日々の業務の中で当たり前に使われるようになるでしょう。

ぜひ、あなたもデジタル化の推進者として、一目置かれる存在になってみてください。

2024.10.19

私たちのオフィスビルでは、防災管理者の選任が必要です。全テナントがそれぞれ防災管理者を選任しなければならない決まりがあります。

ビルに入居する際にその制度を知り、私自身が防災管理者の認定を取得しました。ただ、この認定は一度取得すれば終わりではなく、5年ごとに再講習を受ける必要があります。先日、その再講習を受けてきました。

その講習の中で、南海トラフ巨大地震に関する解説とシミュレーション映像がありました。映像は非常にリアルに作られており、まるで現実に地震が目の前で起きたかのような錯覚を覚えるほど、強い衝撃を受けました。

これまでにも南海トラフ巨大地震への備えについて何度も耳にしていましたが、映像で見るインパクトは言葉以上に強烈でした。名古屋市への具体的な影響として、以下のような被害想定が示されていました。

名古屋市の被害想定

  • 名古屋では、地震発生から96分後に3.6mの津波が到達
  • 津波が来る地域と来ない地域が分かれている
  • 名古屋市南西部では、津波のリスクが高い

死者数の想定
約6,700人

帰宅困難者数
最大約15万1,000人

ライフラインへの影響
  • 電力や通信は数日から1週間で復旧の見込み。しかし、上水道や下水道、ガスの復旧には数週間を要する可能性がある
  • 約2,410万から2,710万軒が停電し、最大で約3,570万人が断水
  • ガスの供給は最大で約180万戸が停止し、特に東海三県では約2~6割の家庭でガスが使用できなくなる可能性がある
  • 固定電話は最大580万回線が使用不能になり、携帯電話も基地局の停電や通信の混雑で大部分が繋がりにくくなる見込み

避けられない未来

南海トラフでは、約100年から150年ごとに大規模な地震が発生しています。1707年の宝永地震、1854年の安政地震、1946年の昭和南海地震などが記録されています。そして、日本政府の地震調査委員会は、今後30年以内に南海トラフでM8.0以上の地震が発生する確率を70%から80%としています。これは過去のデータや現在のプレート運動を基にした予測です。

いま、できる備え

発生が避けられない以上、少しでも被害を減らすためにできることがあります。  
  • 地域の地形や土地の成り立ちを理解する
  • 建物の耐震化
  • 家具の固定
  • 津波からの早期避難
  • 家庭での備蓄
  • ハザードマップの入手や防災情報の確認

ITの世界では、インターネットに常に接続されていることを前提にシステムが設計されることが多いです。しかし、災害時にはネットが使えない可能性があることも考慮しなければなりません。

災害で一時的に大きなダメージを受けたとしても致命傷にならないためには、  
  • まず命を守ること
  • デジタルデータを守ること(クラウドバックアップなどを活用)

業種によって異なるかもしれませんが、IT業界では命とデータさえ守れれば、あとは時間さえあればどうにかなることが多いと思います。多くの会社でも、データさえあれば復旧が可能な場合が多いのではないでしょうか。

今回は、日頃からの定期的なデータバックアップと防災意識の重要性についてのお話でした。

2024.10.20

昨日は災害と防災の話をしましたが、地震以外にも身近なところで「災害」が起こることがあります。例えば、HDDのデータクラッシュは、一定の確率で発生する避けられない「災害」です。

HDDにはモーターが使われており、これは消耗品なので、必ずいつか壊れる時が来ます。最近ではSMARTという機能がHDDに備わっており、故障が近いことを知らせてくれる便利な仕組みがあります。壊れる前に交換できるという点で非常に役立ちます。

しかし、困るのは、HDDが壊れてからパソコンやサーバーが起動しなくなり、データが読み取れなくなる状況です。SMARTに頼り切るのもリスクがあります。予兆なしで突然故障するケースも、少ないながら存在します。

私のところにも、よく次のような相談が持ち込まれます。

「パソコンが起動しなくなって、データをどうにか取り出したいんだけど…」

HDDがカラカラ音を立てていたり、明らかに壊れている場合、データ復旧の専門業者に頼るしかありません。この場合、どれだけデータを取り戻せるかもわからず、しかも料金は非常に高額です。

昔、パソコンの出張サポートをしていた時代、年配の社長さんが「孫の写真が全部消えてしまった」と悲しそうに相談してきたことを思い出します。データは、消えてしまうと本当にどうしようもありません。

だからこそ、バックアップが重要なのです。

長年連続稼働させていたサーバーを停電や引っ越しの際に止めたら、その後にHDDが起動しなくなるケースも何度か経験しました。驚きますが、軽い衝撃を与えると一時的に起動したこともありました。その後、速やかにデータをバックアップし、新しいサーバーに移行しました。

このような経験から、私はオンラインストレージを強く推奨しています。しかし、お客様からは「クラウドストレージにデータを置いておけば、バックアップを取らなくても大丈夫?」という質問をよく受けます。

これは難しい問題です。クラウドストレージサービス自体がデータ消失を防ぐ対策をしていますが、最終的には他社のサービスに依存しているわけです。その会社が万が一、サービスを停止するような事態が起きたらどうなるか、あるいは予期しないトラブルでデータに一時的にアクセスできなくなる可能性もゼロではありません。(今のところ、そういった事例は聞いたことがありませんが。)

万全を期すなら、クラウドストレージのデータをローカルのNASなどにミラーリングしてバックアップを取るのがベストです。

データ保護のいろいろ
  • HDDのRAIDでミラーリング
  • 別のメディアにバックアップ
  • クラウドバックアップ
  • クラウドデータをローカルにバックアップ
 
こうした方法は、システムやデータの重要度、そしてトラブルが起きた場合にデータを復旧するまでにかかる時間とのバランスを見て決定します。

もし、データに関する不安やご質問があれば、いつでもお気軽にご相談ください。

2024.10.21

先日、Cloudflareのユーザーグループ勉強会が大阪で開催されるという情報をキャッチし、名古屋から大阪まで足を運んで参加してきました。

ユーザーグループ勉強会の魅力は、技術者同士が会社の枠を超えて、率直な意見を交換し合えることです。お互いに忌憚のない意見を交わし、有益な情報を得ることができる貴重な場だと感じました。今回はCloudflareの内部の方も参加予定だったため、直接質問できる絶好の機会でもありました。

さて、Cloudflareは世界的に見てCDNサービスのトップシェアを誇っていますが、日本国内ではあまり広く使われていない印象を受けます。その理由の一つとして、Cloudflareに関する日本語での情報が少ないことが挙げられます。また、サポート面でも課題があり、何か問題があってもサポートへの問い合わせの返信がこないことが多いです。特に導入前の検証段階で問題が発生すると、そこで止まってしまい、導入を断念するケースもあるのではないかと感じました。

それでも、今回の勉強会でCloudflareについて多くのことを学びましたので、いくつかシェアさせていただきます。

最大の特徴
Cloudflareの最大の魅力は、基本機能が完全無料で提供され、しかもトラフィック量に制限がないことです。この点については、私自身も半信半疑だったのですが、どうやら本当のようです。

今回の勉強会では、モリサワの方も参加されており、モリサワフォントの配信にCloudflareの無料機能を使っているとおっしゃっていました。これには驚きました。

Cloudflareは「より良いインターネットを構築すること」を使命としており、基本的なセキュリティやパフォーマンス向上機能を全てのウェブサイトで無料で提供すべきだという理念を掲げています。そのため、以下の基本機能が無料で利用できます。

  • DDoS攻撃の軽減
  • 世界最速のDNSリゾルバー
  • 世界ナンバーワンのコンテンツ配信ネットワーク(CDN)
    • 世界中に330か所のデータセンターを持つ
    • 日本国内にも10か所のデータセンターがある
  • 無料のSSL証明書
  • 無料のZero Trustおよびネットワークセキュリティ
 
有料になる部分
では、どの部分で有料になるのかというと、例えば以下のような場面です。

  • サポートを利用したい時
  • アクセスログを取り出したい時
  • 基本機能で設定できない細かな設定をしたい時
  • DNS管理を全部Cloudflareに移管せずに、一部だけ移管したいとき
 
有料プランに切り替える際は、一気に月額4000ドル以上(日本円で月額60万円)からという価格帯になるため、その点は事前に留意しておく必要があります。ただし、分析データだけで十分な場合は、無料版でも問題ないケースが多いでしょう。

CDNの効果
CDNは通常、大規模なアクセスに耐えるために使用されますが、通常のウェブサイトでもアクセス速度を向上させ、SEOにもプラスの影響があることが確認されました。実際に、通常のサイトをCloudflareでCDN化したところ、PageSpeed Insightsのスコアが向上しました。

これは、一般的なサーバーが古いプロトコルでの通信を試みるのに対し、Cloudflareは最新のプロトコルで通信を行うため、結果的に高速化が実現されるからだという説明がされていました。

APIの充実
また、CloudflareにはAWSに似たようなAPIが豊富に揃っており、これらを活用すれば面白いサービスを提供できそうです。今後、私自身もさらに勉強していきたいと思いますが、詳しくはCloudflareのエバンジェリスト亀田さんのブログをご参照ください。

Cloudflare Japan エバンジェリスト 亀田さんのTechブログ

今回の記事では、Cloudflareについての情報をシェアしましたが、弊社では国内外の主要なCDNを取り扱っており、それぞれの特徴を把握しています。お客様の課題や要件に合わせたご提案から構築・保守まで、トータルでサポートいたしますのでお気軽にご相談ください。

2024.10.22

私の趣味は「囲碁」「ポーカー」「サウナ」ですが、今日は囲碁についてお話ししたいと思います。

先週末、日本棋院中部総本部で親子ペア碁大会が開催され、中学3年生の娘と二人で参加してきました。娘は小学生の頃、4年間ほど囲碁教室に通い3級、私は初段のレベルです。

娘が小学生の頃は、親子で楽しく囲碁を打っていましたが、負けず嫌いな私たち平野家では、勝敗が絡むゲームをすると家族の雰囲気が悪くなってしまい、今ではあまり囲碁を打つこともなくなりました(笑)。

さて、現在は高校受験に向けて勉強に追われている娘ですが、親子で参加する囲碁大会に誘ってみたところ、「出てもいいよ」と言ってくれました。高校生になったら、もう一緒に大会に参加してくれなくなるかもしれないと思った私は、これが最後の思い出かもしれないと、張り切って参加してきました。

チーム戦での囲碁対局には何度か娘と一緒に出場したことがあるのですが、今回は初めての「ペア碁」対局です。ペア碁とは、二人一組で交互に手を打つ対局形式です。対局中はパートナー同士の相談やアドバイスは一切禁止されています。(投了や手番の確認などの会話は許可されています)

そのため、娘の番ではアドバイスをしたくても何もできず、ただ見守るしかありません。この緊張感は独特で、思わず手に汗握ります。

「おっ、打ってほしいところに打ってくれた!(嬉しい)」とか「そこに打つかー(想定外)」といった具合に、通常の囲碁にはない楽しさがありました。娘も私の打った手を見て、「あぁ、確かにこっちの方が良い手だな」と思うこともあったようで、初段の違いを見せられたのも嬉しい瞬間でした。

ペア碁の醍醐味は、「相方が打った手の意図を汲み取り、その手を活かすこと」にあります。たとえ相手が少し微妙な手を打ったとしても、一貫した戦略を持たなければ、その手は効果を発揮しません。ですので、「相手の手を正解にしてやる」という気持ちで自分も頑張ります。この協力関係がペア碁の強さに直結するのです。

この協力の重要性は、ビジネスにも通じるものがあると感じました。

結果は3戦して2勝1敗でしたが、何よりも娘と一緒に過ごした有意義な時間が、結果以上に価値あるものとなりました。

2024.10.23

先日、弊社に若手SEが入社し、新入社員歓迎会を行いました。  
場は非常に和やかで、楽しい時間を過ごせました。彼も、普段の仕事では見られない会社の活気ある一面を垣間見ることができたのではないでしょうか。今後、社内のさまざまな人とつながりが増えていくきっかけになれば嬉しいです。

そんな中、子育て世代の社員が増えてきたこともあり、「小学生の子どもに対してゲームの時間を制限すべきかどうか」というテーマで一部メンバーが盛り上がりました。

  • ゲームの時間を厳しく制限している
  • 宿題などやることを終えたらゲームをしても良い
  • 本人の責任に任せて自由にさせている

など、さまざまな意見が出ました。

私自身の家庭でも、いろいろな試みをしてきました。

  • スマホは22時以降使えない
    → 寝不足防止のためのルールですが、今では早起きが習慣になり、結果的に良かったと思います。
  • ゲームの時間制限
    → 逆に「もっとやりたい!」という欲求が強くなり、あまり効果的ではないと感じました。
  • やるべきことを終えたらゲームOK
    → 守れないことが多く、叱る機会が増えてしまい、親も子どももストレスが溜まりました。

その結果、平野家では「スマホは22時から5時までは使えない」というルールだけを残し、あとは自由にさせることにしました。

ただ、YouTubeでゲーム実況をよく見ているので、「大丈夫かな?」と思うこともあります。しかし、最近の6年生の1学期の通知表では、これまでで一番良い成績を取ってきました。さらに、学級委員にも立候補し、立候補者4人の中から選ばれるということも達成しました。

何が彼女をそうさせたのかは分かりませんが、毎月1回、家族で話し合いを行い、本人の目標や家のルールについて意見交換をしてきたことが影響しているのかもしれません。

答えのない中で試行錯誤するしかない問題

これはビジネスでも全く同じことが言えると思います。

今、営業活動において従来のやり方では成果が出にくくなっており、私たちも何かを変えようと社内で議論し試行錯誤しています。成果が出たときは、その喜びがひとしおですし、その時はチームでお祝いしたいと思います。そんな未来を思い描きながら、日々努力を続けています。

社長ブログですが、この度noteに移行しました。 

是非続きはnoteでご覧頂けたら幸いです。
↓↓ 

https://note.com/conextivo_tomo  

About 2024年10月

2024年10月にブログ「平野智裕のブログ 株式会社コネクティボ 代表取締役社長」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2024年09月です。

他にも多くのエントリーがあります。社長ブログ トップページアーカイブページも見てください。