皆さん、家電製品を購入するときにスペック表を見て「こっちの方が良い」と比較して購入しますよね?
私もそうしていて、スペック表を信じて「こちらの方が良い」と判断して購入していました。
家電製品の場合、非常に多くの人が購入するため、スペック表通りに動かないとなると大問題になります。そのため、ほぼスペック表通りに動作します。しかし、ビジネスで使用するネットワーク機器の場合、特に出荷台数が少ないものでは、スペック表を過信すると痛い目に遭うことがあります。
マニュアルに「こうすれば動く」と書いてあっても、その通りに設定しても動かないことがあるんです!
「そんなことある?」と思うかもしれませんが、この世界ではそれが当たり前です。
特殊な環境や、あまり使われない珍しい機能を利用しようとすると、購入後にうまく動かず、メーカーに問い合わせて何度もやり取りした結果、ソフトウェアの不具合と認定され、その修正に数ヶ月待たされることも珍しくありません。
構築を担当する会社としては、お客様のシステムを稼働させる期限が決まっているため、そんな状況になると非常に困ります。
そうならないように、弊社ではできる限り提案段階でメーカーから検証機器をお借りして、本当にスペック通りに動くか確認しています。手間がかかる作業ではありますが、とても重要な工程です。
また、メーカーとパートナー契約を結び、技術サポート体制を強化することも重要です。構築業者としては、機器の持つ機能を最大限に引き出すだけですので、機器自体に不具合があった場合は、メーカーに頼るしかありません。
こうしたトラブルの経験も、弊社が持つノウハウの一つだと自負しています。
- 不具合の発生頻度や修正リリースのタイミング
- サポート窓口のレスポンスの早さ
- サポート担当者の技術力
- 製品のライフサイクルの長さ
これらの点を踏まえ、お客様の要件に合ったネットワーク機器のメーカーや機器を選定しています。
皆さんも、ぜひ参考にしてみてください!