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2024.10.09

ネットワーク機器のスペック表は過信したらダメ

皆さん、家電製品を購入するときにスペック表を見て「こっちの方が良い」と比較して購入しますよね?

私もそうしていて、スペック表を信じて「こちらの方が良い」と判断して購入していました。

家電製品の場合、非常に多くの人が購入するため、スペック表通りに動かないとなると大問題になります。そのため、ほぼスペック表通りに動作します。しかし、ビジネスで使用するネットワーク機器の場合、特に出荷台数が少ないものでは、スペック表を過信すると痛い目に遭うことがあります。

マニュアルに「こうすれば動く」と書いてあっても、その通りに設定しても動かないことがあるんです!

「そんなことある?」と思うかもしれませんが、この世界ではそれが当たり前です。

特殊な環境や、あまり使われない珍しい機能を利用しようとすると、購入後にうまく動かず、メーカーに問い合わせて何度もやり取りした結果、ソフトウェアの不具合と認定され、その修正に数ヶ月待たされることも珍しくありません。

構築を担当する会社としては、お客様のシステムを稼働させる期限が決まっているため、そんな状況になると非常に困ります。

そうならないように、弊社ではできる限り提案段階でメーカーから検証機器をお借りして、本当にスペック通りに動くか確認しています。手間がかかる作業ではありますが、とても重要な工程です。

また、メーカーとパートナー契約を結び、技術サポート体制を強化することも重要です。構築業者としては、機器の持つ機能を最大限に引き出すだけですので、機器自体に不具合があった場合は、メーカーに頼るしかありません。

こうしたトラブルの経験も、弊社が持つノウハウの一つだと自負しています。

  • 不具合の発生頻度や修正リリースのタイミング
  • サポート窓口のレスポンスの早さ
  • サポート担当者の技術力
  • 製品のライフサイクルの長さ

これらの点を踏まえ、お客様の要件に合ったネットワーク機器のメーカーや機器を選定しています。

皆さんも、ぜひ参考にしてみてください!

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2024年10月09日 11:50に投稿されたエントリーのページです。

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