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2012.06.23

4月から、品質向上のための勉強会を社内で毎週開催しています。

いままで30代までの若手メンバーのみで構成していましたが、超ベテランの方を技術顧問にお迎えし、長年の経験と知識を元に、指導いただいています。

これまでも品質向上のために、要件定義書や画面仕様書、総合試験成績書など、お客様の目に触れる書類の作成を中心に、力を入れてやって来ていましたが、さらに品質を高めるために、+αの取り組みを始めています。

品質をさらに上げようとすると、勉強会の中では下記意見が出てきます。

  • 詳細設計をしっかり行ってから実装に取り掛かる
  • 設計段階でドキュメントをちゃんと作る
  • テスト仕様書を事前に書く
  • ソースコードのピアレビューを行う
  • 人力だけではなく、テストツールも併用してソースコードテストカバー率100%を行う

などです。

理論ではわかります。でも、どれも手間が掛かり、一見すると工数も増え、納期もさらに頂戴しないと取り組めないようなイメージがあります。 

お客様からは、早く、安く、ちゃんと動くものを常に要求されます。  

そんな中で、技術顧問の重い一言が...

「急がばまわれ」

結局、一見工数を増えるように見えるけれども、後戻り工程を抑止しトータル的には、一番工数が少なくて済むということを経験則から教えて頂きました。

最近、社内で品質向上に対する改善意欲がすごいので、まずはやってみようと積極的に取り組んでいます。 

結果は、数ヶ月後に分かります。

今までのやり方に常に疑問を投げかけ、業務改善に取り組む柔軟な姿勢を全社員が持つことが、これから会社を成長発展させていく重要な要素だと感じています。

すべての出会いとご縁に感謝

2011.02.26

先日、JapanVentureAwards2011(JVA2011) の表彰式に参加してきました。
※残念ながら「参加」のみです。

http://j-venture.smrj.go.jp/jva2011/index.html

昨年に続き、見積Rich を世に広めようと応募したのですが残念な結果でした。
まだまだ諦めていませんので、今後の参考に情報収集に行ってきました。

懇親会の席で、主催者側の人と少しお話しすることができたのですが、評価ポイントは、

  • 新しいマーケットが開拓できた製品/サービス
    実際には、売れた数が急激に伸びているなどの実績が必要とのことでした。
  • 社会性がある新しい製品/サービス
    社会性のある製品/サービスは意外と儲からないんだよね。とも言ってました。

の2点で、受賞のためには、いずれかに突出していることが必要とのことでした。

今回の応募総数 89件、うちIT系が30件と最も多かったようです。次いで多かったのがモノづくり、サービス業でした。

見積Richが来年受賞するために必要な課題としては、

  • オンラインサービスだけではなくて、オフラインのリアルの部分のサービスも重要
  • 海外となんらかの形でつながっている部分を作る
  • 社会のプラスになる(社会問題を解決する)要素を見出す

と認識しました。 (だいぶハードル高いな)

今後の糧にして頑張ります!

さて、JVA2011表書式では、基調講演があって、ぐるなび会長の滝さんが講演されていました。

その中で、非常に心に染み入る内容があったのでご紹介します。

ベンチャー12カ条

  1. 夢と執念を持続する
  2. 時代を読む目を持つ
  3. 企業の最も重要な4つの要素は、顧客、社員、社会性、株主である
  4. 世界一を意識する
  5. IT時代は最短で進化する
  6. 若い人の発想を潰さないで育てる
  7. ビジネスモデルが大切である
  8. 技術だけでは駄目 「法の概念」と「マネジメント」が必須である
  9. 経営陣の中に「人が好きな人」が必須である
  10. 人脈とお金は常に蓄積の気持ちが必要である
  11. マスコミを味方にする
  12. 大手参入に対する備えを怠らない

会社を起業して11年経って、これらの言葉の重みがわかるようになってきました。
忘れがちになっていた項目もあったので、気づきもあってよかったです。

手帳にメモして常にこれらを意識して、会社を発展させます!

お客様と社員のために頑張ります。

2007.02.10

今日は、とあるソフトウェア開発会社の社長さんとお会いしてきました。 

しばらくお会いしていなかったので、お互いの近況を報告しあいつつ、これからのビジネスについてお話をしていました。

とても参考になる部分がありましたので、これからお話します。

ソフトウェアを受注開発していると、よく 「あ、このソフト他にも売れるかもしれない」とか思ったりします。

このソフトで横展開図れるのではないかと。

しかし、そこからビジネスが広がるケースは稀だということです。事実、うちの会社も7年やってきましたが、受注開発で作ったソフトが横展開できたことはなかったです。

それは、なぜか?

そのソフトは、発注したお客さんには価値があるけれど、その他のお客さんには価値があまりないからです。

一から作るソフトで、予算もそこそこで、その業界に精通していない自分たちが作った中途半端な機能のソフトを、誰が欲しがるか?と言うことです。

自分たちはそれなりに頑張って作ったと思っていますが、実は逆の立場になると、すごく厳しい目になります。

受注開発の脱却を目指そうとしたときに、売上を伸ばすためには、下記のいずれかで勝負しなければ勝てません。

  • 地域に特化している
  • ターゲット業種に特化している 
  • オンリーワンの技術を持っている 

うちの会社の場合、お恥ずかしいけれど、全国でうちの会社でしか出来ないような、オンリーワンの技術は持っていないです。

地域に特化するとなると、足で稼がなければいけません。そんなに営業いません。

そうすると、ターゲットとなる業種をとことん絞り込んで、その業種の中ではどこにも負けないといえるようなWebシステムを作らなければいけません。

このあたりまでは、僕も考えがなんとなく及んでいました。

この先が、今回、新しい気づきがありました。

どんな業種に特化するか。

僕は、いままで ITと他の分野との組み合わせで特化しなければいけないと思い込んでいました。 

だから、自分はITばかり勉強してきたので、他の業種の専門家と手を組まなければならないと...

しかし、今日お会いした社長はこういいました。

「あなたは、ネットワークでは誰にも負けない自身がおありなんでしょう?ならば、なぜそこで勝負しないのですか?」 

ネットワークの専門知識を生かした、ASPサービスだってあっていいはずだというのです。 

Webシステムを開発している会社で、ネットワークのことまで精通している会社はほとんどないよ。とも仰られていました。 

このとき、自分は次の言葉を思い出しました。

「人は出来ることをやらずに、出来ないことをやりたがる」

自分にとって、ネットワークは出来て当たり前で空気みたいな存在だったのです。

すでに持っている技術力を使わずに、ないものをやろうとしていたのだと。

たとえ魅力ある市場でも 社長の専門分野で勝負しなければ、きっと成功しないともおっしゃってました。

自分の持っているネットワークの知識を、Webシステムにどう生かすか...

今後のテーマになりそうです。

2007.01.10

・大学時代、パイロットを志したが、それが叶うことはなかった...
  最近、飛行機に乗ると、上昇下降の気圧の変化で頭が痛くなるのです。
  きっと、体質がそうなんだと思います。
  いま社長業をしていて、これが自分の進む道だったんだと思っています!

・高校、大学時代と本当に女性にもてなくってこのままどうなっちゃうんだろうと思った...
  いま彼女が出来て、婚約まで至った。もてない思い出ばかりだったので、いまの彼女を
  本当に大切に思う。そして、学生時代は学業に専念しなさいとの神の思し召しだったように思う。

残念だったことや、叶わなかった出来事の後には、

「すべてのことにはワケがある。」

と考え、

「今日叶わなかったことは
 明日のために残されているのかもしれない」

と思うようにしています。

「すべてのことにはワケがある」

皆さんも辛い出来事があったときには、そんな風に考えてみてはどうでしょうか?

 

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