4月から、品質向上のための勉強会を社内で毎週開催しています。
いままで30代までの若手メンバーのみで構成していましたが、超ベテランの方を技術顧問にお迎えし、長年の経験と知識を元に、指導いただいています。
これまでも品質向上のために、要件定義書や画面仕様書、総合試験成績書など、お客様の目に触れる書類の作成を中心に、力を入れてやって来ていましたが、さらに品質を高めるために、+αの取り組みを始めています。
品質をさらに上げようとすると、勉強会の中では下記意見が出てきます。
- 詳細設計をしっかり行ってから実装に取り掛かる
- 設計段階でドキュメントをちゃんと作る
- テスト仕様書を事前に書く
- ソースコードのピアレビューを行う
- 人力だけではなく、テストツールも併用してソースコードテストカバー率100%を行う
などです。
理論ではわかります。でも、どれも手間が掛かり、一見すると工数も増え、納期もさらに頂戴しないと取り組めないようなイメージがあります。
お客様からは、早く、安く、ちゃんと動くものを常に要求されます。
そんな中で、技術顧問の重い一言が...
「急がばまわれ」
結局、一見工数を増えるように見えるけれども、後戻り工程を抑止しトータル的には、一番工数が少なくて済むということを経験則から教えて頂きました。
最近、社内で品質向上に対する改善意欲がすごいので、まずはやってみようと積極的に取り組んでいます。
結果は、数ヶ月後に分かります。
今までのやり方に常に疑問を投げかけ、業務改善に取り組む柔軟な姿勢を全社員が持つことが、これから会社を成長発展させていく重要な要素だと感じています。
すべての出会いとご縁に感謝