NEC製のブレードシステム(SIGMABLADE)の勉強会に行ってきました。
ブレードシステムとは、1つの筐体(大きな箱)に複数のサーバマシンをモジュール式で追加できるシステムのことです。
よくCMなどで、配線がぐちゃぐちゃになっているサーバ群を、ブレードにすることですっきりできます!とやっていますが、あれです。
ブレードシステムはかなりお高いイメージがあったのですが、
今回NECが新たに投入してきた、「簡単導入ブレード」は64万円~で構成組みできます。
それでも通常のサーバよりは高いので、トータル的なコストメリットが出てくるのは、サーバ台数が10台以上あって管理が大変だと感じているお客様などが対象となります。
ブレードシステム導入のメリット、デメリット
メリット
- 設置場所を節約できる
- LANケーブルの配線をすっきりできる
- 複数サーバを集中管理できる
- 予備CPUモジュールを用意しておくことで、復旧までの時間を短縮できる
デメリット
- 普通にサーバを買うより高い
- 電力消費量がでかい(電源工事や巨大なUPSが必要)
- 動作音(ファン、HDD)がかなり大きい
データセンタに大量にサーバをいれる必要がある案件などでは非常に魅力あるソリューションに感じました。
あとは、もう少し普及して価格が安くなってこれば魅力を感じてくれるユーザーさんも増えてくると思いました。