知る人ぞ知るインターネットの老舗IIJ のクラウドサービス、IIJ GIO(Grand IT Ondemand) のソリューションパートナーの契約を締結いたしました。
IIJ GIO
http://www.iij.ad.jp/GIO/
AmazonやGoogleのクラウドサービスは、基本的に海外にデータセンタがあり、万が一国際紛争に陥った場合に、日本の法律が適用されない地域に実データが存在するといったリスクが存在します。
IIJ GIOでは、国内にデータセンタを持っており、通信回線バックボーン大手のIIJ がサービス提供をしているということで、クラウドサービスの中でも、お客様への安心感を与えることができると考え今回ソリューションパートナーとなりました。
品質は、現在検証環境をご提供頂いたので、社内で検証中です。
IIJ のサービスは、高品質・高価格というイメージが私の中にあったのですが、今回のIIJ GIOに関しては、思い切った価格設定がされており、正直、他社の同等サービスと比べお値打ちです。
クラウドサービス、特に今回はIIJ GIOを利用するメリットについて述べます。
- 利用申し込みからサーバ準備ができるまでの日数が短い
現在は3営業日程度掛かりますが、将来的にはオンラインでの申し込みから数時間で使用できるようになると聞いています。 - 最小構成からサービスを立ち上げることが可能
サーバ負荷状況に応じて、サーバを再セットアップすることなしに、CPUコア数を増やしたり、メモリを増設したりできます。 - サーバーのハードウェア故障時に自動復旧させられる
これ、かなりメリット大きいのですが、物理サーバではハードウェア障害時に完全にシステム停止してしまいますが、IIJ GIOの場合には、稼働しているサーバハードウェアに障害が発生しても、別のサーバハードウェアにて自動再起動してきます。停止時間は5分程度のようです。
記憶領域は冗長化された別の場所に格納されているので、データ喪失はありません。 - 初期費用が安い
サーバを購入するわけではないので、初期費用が安いです。 - ランニング費用も安い
回線費用が含まれた形で提供され、かなりお値打ちです。 - 柔軟な機器構成組が可能
ファイアウォール、ロードバランサーをはじめ、SAN、NASなどのストレージ、物理サーバまで構成組みすることが可能です。 - IPアドレスは必要個数払い出し可能
IPv4のアドレス枯渇が気になる中、今のところ必要個数割り当てて頂けるようです。
弊社では、IIJ GIOをプラットフォームとして、サーバ構築・運用・保守のお手伝いをさせて頂いております。
サイジング・お見積りは無料ですので、お気軽にお声掛けください。